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最新更新日：2013/11/13・写真：他に明記なき場合筆者
ソヨゴ（モチノキ科モチノキ属）
モチノキ科

Aquifoliaceae
学名=属名+種形容語

Ilex pedunculosa Miq.　(1866)
属名の意味 （ｆ）

古名由来：　古代ラテン名 「モチノキ科」
種形容語の意味  形態由来：　「花柄の」
命名者 ・F.A.W.Miquel (1811-1871)ミクエル。左の青字をクリックすると命名者の頁へジャンプ。
和名の由来 かたい葉が風にそよいで音をたてるから。
分布、生育地 

国内：本（新潟・茨城県以南）・四・九。国外：中国、台湾。山地の乾いた林内、林縁
樹形 

常緑低木・小高木木、3-7ｍ。樹皮：灰褐色で平滑、皮目が多い。
葉 

互生、葉身=4-8cm、幅2-3.5cmの卵状楕円形。先：尖る、縁：全縁で波打つ
花・受粉 

雌雄異株、本年枝の葉腋から長い柄をだし、白い小花をつける
花弁と萼片は4コ、5月中旬頃咲く。
雄花：散形状で3-8コの花をつける。完全な雄しべ4-5コと退化した雌しべ。
雌花：普通、1コの花をつける。雌しべと退化した雄しべをつける。
受粉：虫媒花？
種子散布法  赤い球形の核果で11月頃熟す。中に4コの核がある。鳥散布
用途

緑化樹：庭木。材：緻密で白く、器具材。葉はタンニンを含み、褐色の染料。
参考図書  ・『樹に咲く花・離弁花②』P470、勝山輝男、2000、㈱山と渓谷社
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樹
最近新築の共同住宅などで株立ちを見かけるようになった。
区内で撮影・2013/05/17
雄花
種形容語の「pedunculosa」にあるように、花柄が長いのが特徴。
区内で撮影・2013/05/17
雄花
近隣の果実のなるソヨゴが分かったので、雌花の写真は来年までおあずけ。区内で撮影・2013/05/17

果実(1)
小さな赤い果実を多数つける。
区内で撮影：2013/11/12
果実(2)
果実の大きさに比べ、果柄が長い
区内で撮影：2013/11/12
果実(3)

区内で撮影：2013/11/12 
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